※この記事は第5話の内容に触れています(ネタバレあり)
文化祭に出展する作品に苦戦しているカンちゃん。
美大生にとって文化祭は自分を売り込むチャンスの場なんですね。初めて知りました。
「卒業までに結果を出すためにはこの作品がすごく大事なんだ」
彼女の文化祭に掛ける想いと焦りが伝わってきます。
遠距離
赤楚くんは遠距離で今後も関係を続けていくつもりなのが、彼の会話からわかります。しかもそれをポジティブに捉えているんですよね。
「お互いの見ているものを共有しよ」
まさか彼の口から聞けるとは。泣
元カノとの会話で「おれがもっと将来とか見えていたら言えることも違うのかな」と漏らしたように、「日本に残ってほしい」という本音を飲み込み、今の自分には無責任なことは言えないと苦悩する彼の葛藤が描かれていました。
文化祭のあと
赤楚くんの遠距離発言にこれまでちゃんと答えていなかったカンちゃんが、文化祭後
「たいがの言う通り、離れていてもさみしくないと思う」
と初めて遠距離について言及します。
文化祭の作品をやりきったからこそ出たセリフ。
その時の赤楚くんのあの表情・・驚いたようにも見えるし、寂しそうにも見えます。
もしかすると「日本に残る」と言ってくれることを期待していたかもしれません。
「日本に残ってよ」とも言えないジレンマ。
職人気質
スープを煮込む時間を10分刻みで変えて味の違いを比較する料理への飽くなき探究心、ほんとうに尊敬します。面倒くさがりな僕には到底無理です。調理器具を見に行っているときもすごく楽しそうにしていたし、つくづく料理人に向いています。
文化祭

文化祭の場面は、アイドルの握手会に似ていると思いました。
人気のある子には行列ができて、人気のない子は閑古鳥が鳴いている。
目に見えて人気が分かるシビアな世界。
カンちゃんのブースは人気アイドルにはなれませんでした。
謎のマダム
カンちゃんのブースに唯一やって来たマダム。
再登場しそうなニオイがプンプンします。おそらくアニメ関係者じゃないんですかねぇ。もしかするとカンちゃんが書類を送ったスタジオの社長の可能性もあります。とにかくあのマダムは重要人物に違いない!知らんけど
「おにぎり」
雨と共に空から降ってきた米粒たちが水溜りの中に落ちていきます。水溜りの中は海になっていて、イワシように群れで泳ぐ米粒、イソギンチャクの先に実っている梅干し、背中一面が海苔になっているエイが泳いでいます。
米粒がみな無表情なのがジワります。
貝の中から誕生した梅おにぎりが、エイの背中に飛び乗って海苔を身に着け「海苔巻き梅おにぎり」の完成。
おにぎりの具材を海の生き物に見立てた作品「おにぎり」。
すごく独創的です。
お腹をすかせて歩いていた女の子はおそらくカンちゃんで、米粒が赤楚くんでいいのかな?
赤楚くんに作ってもらった「おにぎり」、水族館デートで一緒に見た「エイ」。赤楚くんと出会ったから完成した作品です。
最後に
バケットリストの存在をすっかり忘れていました。
リストに書かれた「温泉でラムネを飲む」を叶えるため、旅行の約束をした二人。
ラストは、店の外で元カノと楽しそうに話をする赤楚くんを見てしまったカンちゃんで終わりました。一波乱起きそうな終わり方をしていますが、特に何も起きないと思います。
カンちゃんはショックを受けて引き返すような弱い子じゃございません。
ケロッとした顔で「たいが、何してるの?」と声を掛けるでしょう。


