映画『アンダーニンジャ(2025)』感想|現代に生きる忍者たち

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※この記事は作品の内容に触れています(ネタバレあり)

 

漫画作品の映像化でこれほど主演を務めた人物は彼を置いて他にいないだろう。
最近ではすっかり実写俳優のイメージが定着した山﨑賢人くん。

今回彼が演じたのは“忍者”。
世界中に存在する20万人のうち、9割が日本国内にいると言われている。

いや、多すぎじゃない?

18万人て。

太平洋戦争で連合軍を一番悩ませていたのが忍者で、その後GHQによって解体されたという設定が非常に面白い。マッカーサーの暗殺を一部の親米派の忍者が阻止した話もリアルで、偽史として違和感なく描かれていて素晴らしい。

冒頭から一気に引き込まれたのだが――


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苦手な監督

白石さんと佐藤さんのカラミを見て嫌な予感がした。
その後、ムロさんの芝居を見て確信。

「福田さんに違いない」

一度映画を停止して調べてみると「監督 福田雄一」の名前が。
やはりか……

正直僕は彼の作品が苦手です。
独特なあのノリがどうしても見ていられなくて。

本作でもそれは健在で、ムロさんのビールのくだりは見ていてしんどかった。
あれは円盤化したときの特典映像にでも収録すればいいのよ。

さすがに長過ぎた。

くノ一まいやん

忍者といえばくノ一。

残念ながら「お色気の術」はありませんでしたが、ハイヒールの先に仕込んだナイフ、手裏剣から飛び出すスパイダーネット、電流の流れる警棒など、忍者アイテムを駆使した白石さんと忍者狩りのバトルは見応えがあります。

その様子を少し離れたところから見ている中忍の間宮くん。冷静に戦況を見守りつつ、「ピンチになったらいつでも助っ人に入るからな」と言わんばかりの“余裕”な姿に、彼が只者ではないことが一目で分かります。

物語後半の高校パートは必見で、白石さんのJK姿が拝観できる貴重な場面。
正体を隠すためとはいえ、マスクをしていたのが悔やまれます。

コンビニ

白石さんたちの指導官であり、「なかなか死なない」と思われていたばあちゃんと岡山くんのバトル。コンビニというシチュエーションを活かすことなくばあちゃんがあっさり殺られてしまったのは非常に残念でした。

店内を駆け回り、棚の商品をぶちまけ、余すことなく“コンビニ”という空間を使って暴れまわる老忍の姿が見たかった。

学校

コンビニとは打って変わって、学校内のバトルは良かった。岡山くんの姿が透明で見えない表現は、「プレデター」が光学迷彩で消えている時のような描写で、視覚的にも分かりやすく、見ていて楽しい。

窓ガラスを割って床に破片を撒き、どこにいるか探る戦い方はナイスな演出。

学校内の生徒を容赦なく切っていく描写も良かった。
教室の窓ガラスに切られた生徒たちの血が飛び散るのだが、曇りガラスで中がはっきりと見えないのがこれまた憎い演出だ。

最後に

苦手な福田氏が監督ということで、最後まで見れるのか不安でした。
独特のノリは相変わらず見ていて苦痛でしたが、1本の忍者映画としてはそこまで悪くなかったというのが正直な感想です。上映時間2時間超えにもかかわらず、長さを感じさせなかったのも評価すべきポイント。(時間が長いと疲れるので…)

ラストで登場した「十郎」くん。見た目と名前から察するに、死んでしまった「九郎」の弟でしょうか。佐藤さんに忍者を滅ぼすと話した女性の正体も明かされぬまま。
続編をやる気満々な最後でしたが、はたして制作されるのか。

 

本作を見て、女優・浜辺美波のイメージが覆りました。

屋根から落下して気絶した時の、デフォルメされたあの表情。
ファンが減るかもしれないのに、彼女はよくやり切りました。

顔についた鼻くそを懸命に取ろうとするお茶目な美波ちゃんを見れるのは「アンダーニンジャ」だけ!


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