※この記事は第8話の内容に触れています(ネタバレあり)
今回は物語が大きく動きました。
戸田ちゃん=マツケン嫁という考察が当たっているのか、答え合わせになる重要な回です。
世間を騙せても旦那は誤魔化せない
整形で顔を変えることは出来ても“手”までは変えられなかった。
妻の手の感触を忘れていなかったマツケン。
妻と同じ手。そして冷蔵庫には妻しかレシピを知らないはずの早瀬のショートケーキ。
以前の彼なら、この2つを見ても、まさか「妻が生きている」なんて考えなかったはず。
しかし今回は違う。彼自身がリブートを経験しているから。

クリニックで戸田ちゃんのリブート前の名前が「なつみ」だと聞かされた瞬間、疑惑が確信へと変わる。それまでギドウを演じていたマツケンが、早瀬陸に戻る瞬間でした。
ここからマツケン嫁視点に切り替わり、3年前になにが起きたのかを描く構成は秀逸。
マツケン嫁視点

本物の戸田ちゃんとリブートしたマツケン嫁。
見た目は同じでも、顔つきや話し方で一目で見分けがつく。
鈴木くん同様、戸田ちゃんの演じ分けがお見事です。
「妹に会えなくてもいい。面倒を見るのが疲れた」とあっけらかんと話す場面、あれは本心だと思いました。
昼間は会計事務所で働きながら試験勉強、夜はラウンジでバイト。そのうえ妹の面倒。精神的にも体力的にも相当しんどかったはずです。なのでマツケン嫁に質問された時、これまで決して表に出さなかった本音が漏れたのではないでしょうか。
しかし郷六という男はなんてしたたかなんでしょう←褒め言葉
全ては彼が仕組んだ計画だったとはさすがに予想できませんでした。
マツケンを巻き込んだ張本人なのに知らないフリをしていたわけですから、相当なキレものです。
妻殺しの容疑で逮捕されるかもしれないと怯えている旦那との再会。
こんな残酷な再会シーンは見たことがありません。
郷六、マジで許せん。
側にいるのに「自分が妻」だと言えぬもどかしさ。
マツケンの寝顔を見つめる嫁が切なすぎます。

マツケンがリブートした時と違って、嫁は一人孤独だった。
嫁視点で見る物語は胸が締め付けられる思いでした。
最後に
コンテナの中での戸田ちゃんと鈴木くんの会話が明らかになりました。
一分にも満たないあの状況で、自分が犠牲になると決めた二人の覚悟に驚かされます。
結果的に鈴木くんが死ぬ羽目になったわけですが、愛する者のためなら自己犠牲も厭わない。
妹のために自分を犠牲にした戸田ちゃん、マツケン夫婦のために身代わりになった鈴木くん。そして家族を守るために自らを犠牲にしようとしているマツケン嫁。
それぞれが、大切な人のために自分を犠牲にする覚悟を背負っていた。
来週からはいよいよ最終章突入。
警察内部のスパイは誰なのか?
証拠の改竄をできる人物となると、上の地位の人間の可能性が高い。鈴木くんの上司か?
予告に市川團十郎くんの姿が。どうやら彼がくじらを演じるようだ。
ラスボスに相応しいキャスティング。
来週が楽しみでしかない!

