※この記事は第4話の内容に触れています(ネタバレあり)
ファミレスでエゴサをしている時、ふいに聞こえたシャッター音に過敏に反応する金子くん。彼の様子から相当まいっているのが伝わります。普段人を追い回して写真を取っている記者でさえ、炎上を経験するとこんなふうになってしまうんですね。
炎上怖ぇ~
被害者遺族に手紙を渡すよう福士くんにお願いする金子くん。
「ご遺族のことを一番考えているあなたに頼みたい」
福士くんの扱い方わかってるねぇ。あんな言い方されたら彼は絶対断れない。あれも緒方さんの入れ知恵なのかと邪推しましたが、あのセリフは彼の本心だったのでしょう。
吉川さんに分担を持ちかけられても「俺に託されたし」と言って自分でご遺族に手紙を届けます。彼の真っ直ぐな性格がここでも描かれています。ベタですけど僕は大好きです。
リアルすぎる描写

このドラマの凄いところは、被害者遺族の心情をとてもリアルに描いているところです。先週のエピソードで、これまで被害者5人の写真と名前が使われていたのに、匿名報道に変わったことにより、5つの顔のシルエットと、名前もA子~E子表記になりました。
それを見た被害者の母親が「どれが娘?」とボソッと言います。
「えっ、そこ?!」
母親の精神状態がリアルすぎて、衝撃を受けたのと同時に恐怖を感じました。
こんなの被害者遺族にしか書けない描写です。少なくとも僕にその発想はありませんでした。とんでもないシーンです。
脚本家にただただ脱帽しました。
お姉ちゃん
被害者の妹はテスト期間中なのに姉のお世話をして、姉が一人で外出できたことに本気で喜び、姉のために本屋で参考書を買ってきて、彼女がどれだけ姉のことを大事に思っていたか、回想シーンから痛いほど伝わってきます。
そんな大好きな姉が、実名報道のせいで、あることないこと言われて許せなかった。
被害者の妹ちゃんと金子くんが話すシーンは本当に素晴らしかった。
妹ちゃんが言ったセリフ
「普通に悲しむことすら出来なかった」
とても深いセリフです。
役割が違う
「刑事をやってた頃は、被害者やその家族のことを考えられてたのかなって・・広報来て改めて気付かされた。だから今は向き合いたい」
福士くんはそう言っていましたが、刑事ってそんなものじゃないですか?刑事と広報では役割が違います。犯人を捕まえるのが刑事の仕事で、その後の被害者やその家族のケアをするほうが珍しいです。そんなことをするのは「踊る大捜査線」の青島ぐらいです(褒め言葉)
最後に
刑事ドラマといえば捜査一課が定番ですが、警視庁の広報を描いた珍しい本作。今までなかったんじゃないですかね?
広報のことをいろいろと知れて勉強にもなります。
今回は実名報道の是非について考えずにはいられないエピソードでした。
みなさんはどう思いましたか?
被害者遺族のあんなに苦しむ姿を見てしまったら、不要と思ってしまいます。
だけど実名報道したから、情報提供があったわけですからね。難しい問題です。


